狂犬病ワクチンと混合ワクチン

その他

今回は、ワクチンについてのお話です。

世界では新型コロナウイルスのワクチン接種が始まり、効果が期待されていますね。

ワクチン繋がりで、ワンコのワクチンについて整理してみたいと思います。

1:狂犬病ワクチン

狂犬病ワクチンはその名の通り、狂犬病を予防するためのワクチンです。

現在、日本国内では狂犬病は発生していません。

じゃあワクチンなんていらないんじゃない?と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし海外では今でも発生している、しかも致死率が非常に高い恐ろしい感染症なのです。

ヒトでもイヌでも、発症してしまうとほぼ100%死亡してしまうのです。

この恐ろしい感染症を国内に侵入させないために、年に一度のワクチン接種が法律で義務付けられているのです。

狂犬病ワクチンを接種しなかった場合、狂犬病予防法違反で20万円以下の罰金が課せられる場合があります。

飼い主の義務として、そして国内へ狂犬病の侵入を阻止するためにも必ず狂犬病予防接種を受けましょう!

2:混合ワクチン

混合ワクチンは、ワンコがかかるいろいろな病気を予防するためのワクチンです。狂犬病は含まれていません。

2種〜11種混合まであり、飼い主さんの任意で接種するワクチンです。

なので、仮に接種しなくても罰則はありません。

こちらは致死率の高い感染症や、感染力の高い感染症に対するワクチンです。

パルボやジステンパーなど、なんとなく聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

離乳してすぐの子犬は感染症に対する抵抗力が低いので、接種をお勧めします。

お迎えする時にすでにペットショップやブリーダーに接種されていることも多いですね。

混合ワクチンは1年に1回打つべきという意見と、数年に1回打つべきという意見がありますが、どちらが正しいのかは定かではありません。

最近では「抗体検査」という検査もあるので、そちらを活用してみるのもいいかもしれませんね。

同じワクチンという単語なので、どちらが義務でどちらが任意なのか混乱している飼い主さんの参考になれば幸いです。

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