うちの子の出産も近いということで、今回はワンコの妊娠と出産についてのお話です。
皆さんはワンコの妊娠期間ってどのくらいかご存知ですか?
お客様とお話していると、当然ながら経験したことがない方が多いので、ご存知ないことも多いようです。
人間だと十月十日なんて言われますが、ワンコの場合は63日前後と言われています。人間に比べるとあっという間ですね!
あっという間の2ヶ月なので、その間に母犬の体には目まぐるしい変化が訪れます。
交配から2〜4週目くらいに、人間でいう「つわり」のような様子がみられることがあります。
うちのあずきの場合には、食欲不振と食の好みの変化がありました。わかっていても心配になるくらいの食欲不振でしたね😅
この頃に触診をすると、「胎嚢」というポコっとしたものを探り当てることができます。
ただし、獣医さんによると、この胎嚢を見つけても妊娠していないこともあるそうです…
5〜6週目になると、お腹が膨らんできて、やっと妊娠の確信を得ることができます✨
母犬も食欲旺盛になり、栄養が通常よりも多く必要になってきます。母犬用のフードに切り替える時期ですね。
どんどんお腹が大きくなって、胃も圧迫されるので、食事の回数を増やして少量ずつ与えます。
出産予定日の1週間ほど前になったら、獣医さんにレントゲンを撮影してもらいます。子犬が何頭いるのか、自然分娩可能かを確認するためです。
小型犬だと、平均して3頭くらいかなぁという感じですが、頭数が多くても少なくても難産になる可能性があります。
多い場合は体力的な問題、少ない場合は子犬が大きくなりすぎてしまい、自然分娩できない可能性があります。
その判断をするために、レントゲンで頭数と大きさを確認しておくべきなのです。
そして出産。
さすがというべきか、母犬は誰に教えられるわけでもなく自分で生まれてきた子犬を舐めて刺激し、臍帯を噛み切って母乳を与えます。
もちろんブリーダーが手助けすることもありますが、母性本能というものはすごいものですね😲
もう少しで誕生予定の当店初の子犬たち。
無事にお産を果たしてくれることを願ってやみません。
貴重な体験をさせてもらいながら、ブリーダーとして一歩ずつステップアップして行けるよう、日々勉強です!
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